2) 同じく旅館からの眺めです。


長野県下高井郡山ノ内町に位置する湯田中温泉は、1350年以上の古い歴史をもつ温泉地です。日本を代表する俳人ゆかりの地としても知られ、歴史が今もなお息づいています。豊富な湯量を誇る湯田中温泉は、多くの源泉を有し、泉質の異なる良質な湯が楽しめます。 7世紀頃に僧により発見されたと残されています。この僧は、発見した温泉を「養遐齢(ようかれい)」と名づけたことから、長命長寿の湯として知られるようになります。現在も大湯として残されており、僧はこの温泉を災いから守るため、大湯の東方に石仏を建立したと伝えられます。 湯田中温泉は草津街道の宿場として賑わいを見せました。また江戸時代には多くの人から湯治場として利用され、日本を代表する俳人をはじめ、多くの文人墨客から愛された温泉地として知られています。 湯田中温泉の源泉は地中深く湧き出る温泉ではなく、地表近くから湧き出しています。湯田中温泉は、湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代の5つの地区に別れ、街中にいくつもの源泉があります。このため、さまざまな湯を楽しむことができ、人々を癒し親しまれ続けています。「おもてなしHR」より